自分の生き方をどのように実現していくのか
2024年11月12日 08時39分昨日の6時間目は医師の山本和幸さんをお招きして、タイトルにあるような内容で講演をしていただきました。私は和幸さんを中1、中2と2年間担任させていただき、1年生、2年生と学年が上がるにしたがって学級の存在感が増し、たのもしくなっていく姿を見てきました。彼が中3になるときに転勤になったので卒業まで一緒にいることができなかったのですが、昨日の講演会を通して私の想像以上に大きく成長した姿に接し、胸が熱くなる思いがしました。「目的地と手段」という中学生には理解が難しい内容も、自身の体験をもとにしたお話は、分かりやすさと説得力を兼ね備えていたと思います。
「医師となることを目的地として中学、高校と頑張りましたが、いざ医師となってみるとちょっと違うなと感じた。」
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「自分が目指す目的地は『人のためになること』だった。医師となることはその手段だった。」
医師になるという壁を乗り越えると、その向こうにまた壁があった。今も新しい壁を乗り越えることに挑戦している姿は、「人生をどのように設計していくか」ということへの深い示唆を与えてくださるものだったと思います。和幸さん、昨日はお忙しい中、菊中までお越しいただき、ありがとうございました。