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藤の花2

2020年4月26日 09時35分

 昨日紹介した藤の花に、今日はたくさんの蜂(熊蜂)がやってきています。熊蜂は、藤の花の蜜を吸うために来ているのです。吸った蜜を巣へ持ち帰り蜂の子の栄養にもしているのです。

 では、藤の花はというと、2年生や3年生の皆さんは知っていますね。蜂が蜜を吸うときに、おしべの花粉をめしべにつけてくれる(受粉)を担ってくれているのです。虫によって受粉が行われる花の種類を(虫媒花)と言います。藤の花は、受粉ができないと種子をつくることができず、子孫をのこすことができないので、代わりに蜂に受粉をしてもらっているのです。藤の花は、子孫をのこすために、甘い香りを出したり色鮮やかな色をしたりして虫を集めているのです。

 花と蜂の共存であったり、植物の子孫を残すための工夫であったり、自然の素晴らしさにはいつも感動します。

 皆さんは、菊中生として、家庭で工夫をしながらしっかりと今日一日を過ごしてください。