JR菊間駅から受検に向かう菊中生は4人。ちょっと緊張気味の人、朝から参考書片手にやってきた人、平常心に見える人、自転車できたので準備運動(?)万全の人とそれぞれです。電車を待つ10分間は緊張感を高めすぎないように、バカ話も大切です。参考書の教科は英語。心の安らぎのために必要なのだとか。昨日は準備運動万全の人に、「今日は英語ないやん!」とつっこまれて一同爆笑。緊張感が溶けていく瞬間でした。今日は、明徳義塾高→朝青龍→青龍寺。56番札所の青龍寺が朝青龍のしこ名の由来になったという話をしていると、「今日のテストに出るかも!?」「数学で!」というボケ。周りから、そんなことあるかいというつっこみを受けていた準備運動万全の人のおかげで、今日も緊張感が和らいだようです。
昨日のテスト、国語が難しかったという感想が。私は国語が苦手なので、あとでながめることとして、理科を解答。学生時代も、凡ミスで満点取れなかったのです。2の3乗を6って計算して、遺伝の確率計算を間違えたりとか・・・今日もほら、静脈血と書いてあるのに、よく読んでいないので間違ってしまいました。

受検生のみなさんは、大丈夫でしたか?昼過ぎには県立の一般入試は終了します。土日はゆっくりと体と心のリフレッシュにあててくださいね。
本日から2日間、県立高校一般入試が行われています。

昨日は受験生の皆さんに向けて受験上の注意や前日の過ごし方についてのお話を校長先生や学年部の先生から行いました。
受験生の皆さん、2日間ベストを尽くして「受験」と戦ってきてください。菊間中学校から応援しています。
菊間中学校では、読解力を身に付けるための取組の一つとして、Eスタニュース学習帳に取り組んできました。昨日全ての集計が終わり、今年度の「菊中読解王」が決定しました。

彼は全7回中6回満点を獲得しました。素晴らしいですね。おめでとうございます。
読解力は短期間で身に付くものではありません。日頃から読書に親しんだり、新聞記事を読んだりすることを習慣付けたいものです。来年度の読解王は誰の手に??
生徒の皆さんがいない3月1日(土)13時、2台のトラックがやってきました。
職人さんが二人、一人は場所の確認(倒す方向や周辺の木々への影響の目視)、もう一人の職人さんがチェンソーを片手に登場しました。木の周りの方向を変えながら、少しずつ切り込みを入れていきます。


ほんの10分ほどで、以下のように気が倒れました。


ここからの作業が大変でした。まずはトラックに乗せるため、邪魔な葉をチェンソ―でカットしていきます。そして、準備が整うと釣り上げるためのベルトを木に巻き付けていきます。

しかし、この作業が簡単そうで難しい。何度もベルトの長さを変えたり、巻き方を変更したりして、やっと釣り上げ始めました。


少しずつ二人の連携で微調整しながらトラックの上まできました。その後も方向を変えたり、ほんの数センチ単位で微調整をし、何とかトラックに積み込みました。


職人さんの技術の高さに感嘆です。大変お世話になりました。
さて、下の写真を見て何か気付きますか。


晴れと雨の違いではないです。
そうです。フェニックスが1本なくなり見通しが良くなりました。隣の桜の木と密着しすぎ、互いの木の成長を考え、今回、フェニックスを伐採することになりました。
この1本がなくなったことで、かなりすっきりしました。今年の桜は、きっと例年以上の美しさで咲くことと思います。開花が楽しみです。今回のフェニックス伐採の様子は、明日、お伝えします。お楽しみに。
2月27日(木)に、今治モデルふるさとキャリア教育2年生の
「今治市の未来を考える~市長に提案しよう~」の単元、代表者発表が実施されました。本校からの提案は、残念ながら代表校にはなりませんでした。しかし、3名の代表者が現地で直接他校の発表を聞く機会に恵まれました。他の生徒は、教室にてオンラインで視聴しました。どの学校の発表も昨年より格段にプレゼン資料や表現力が上がっており、中学生の鋭い視点からの提案は、大変勉強になるものでした。発表後の意見交換では、本校からの代表者が積極的に挙手をし、他校をねぎらう言葉や大いに刺激を受けた旨の感想を発表しました。この後、2年生は、2年間のふるさとキャリア教育のまとめをし、自分の生き方を考えていきます。


来年こそは

菊間中学校では読解力育成のために、EILSを使ったEスタニュース学習帳に全校で取り組んできました。本日はその最終日、すなわち「菊中読解王」が決定する日です。

今回の問題には、「菊間町」や「今治市」の由来を考える問題が出ていました。インターネットを使って調べた生徒もいれば、自分で由来を想像して答えた生徒もいました。ちなみに菊間町の名前の由来は中世の荘園名菊万(きくま)からきているのだそうです。

週明けには読解王が決定します。楽しみにしておいてください。
2月25日(火)に1年生が、ふるさとキャリア教育発表会を行いました。昨年11月に地域おこし協力隊のお二方に、ご自身の体験を交えて「今治の魅力」についてお話しいただきました。生徒たちは、何気なく過ごしている日々には、たくさんの幸せに囲まれていることに気付きました。お二人の方のお話から、1年生が「今治の魅力」について調べたことを班ごとに発表していきました。


2月25日(火)の朝は寒い。いや、寒いを通り越して痛いです。温度計を見ると氷点下3度。本校の池の水もさすがに氷っています。


このような寒い朝も、生徒の皆さんが登校する前から校務員さんは、環境整備にいそしんでくださっています。冬の間は草木も休眠中のため、剪定や草削りに絶好の機会です。そこで、生徒の皆さんが登校する前、登校した後も授業に支障がないよう配慮いただきながら作業をしてくださっています。菊間中学校が美しい環境でいられるのも、こうして陰で支えてくださっている方がいるおかげです。私たちも限られた清掃時間や環境員会の活動の中で、校内美化に努めていきましょう。みんなの手で美しい菊間中学校にしていきましょう。


昔々、と言っても数十年ほど前だと思いますが、菊中の校歌の歌詞に興味を持った当時の教員が作詞者から直接聞いた話です。
校歌の歌詞に、「名石・無宗天・高仙山 緑の山に陽は昇る」とありますね。これ、実は、深い意味が込められているそうです。まず、地図で3つの山を見てみましょう。
(出典:地理院地図(電子国土web)を加工して作成)

何か、気づくことありませんか?
そうです、3つの山は、ほぼ一直線上に並んでいるのです。無宗天山の山頂から見ると、三山の並びがよくわかります。

ちなみに、これらの山はこの辺りでは珍しい安山岩でできており、高仙山の山頂付近の節理は、石垣として人為的に積み上げられたものと見間違えるようなものでした。
さて、話を戻します。冒頭の歌詞に込められた深い意味ですが、『この三山の並んでいる方位から、「緑の山に陽は昇る」日がいつなのかがわかる』ということなのです。名石から無宗天を見ると、真東より少し北に上がっているのがわかります。

北の方に23.4° と聞きましたが、作図上では28° くらいのようです。春分をすぎると、太陽は真東より北寄りから登ってくるようになります。夏至の日まで北寄りに移動した後、また少しずつ東へと戻ってきます。その最も北寄りから登る日、夏至の日は、一年のうち一番昼が長くなる日でもあります。そして、その時の太陽は、真東より23.4° 北に寄った位置から登ってきます。つまり、この歌詞の一節は、
『夏至の日の夜明け前から名石山に登り、頂上から無宗天山・高仙山の方を見てみると、夏本番前の草木が生い茂った緑豊かな山々の頂上の向こうから朝日が昇ってくる。まさに、若さあふれる中学生の前途を象徴するようだ。』
ということなのだそうです。聞いた話ですので、多少のブレはあると思いますが、作詞者の熱き思いを感じられるエピソードでした。
ちなみに、当時は山がきれいに整備されており眺望が効いたのでしょうが、今は山の仕事をする人も少なくなったため、名石山から無宗天山・高仙山をみつけることはできませんでした。三山頂上へのアクセスについては、また時間のあるときにお伝えできたらと思います。